「十三参り」とは、数え年13歳の男女が虚空蔵菩薩や全国各地の神社に陰暦三月十三日(現在では、4月13日)にお参りして、知恵と福徳を授かるよう祈願する行事です。
13歳は、大人になりかかる時期で、女子にとっては初めての厄年でもあります。子供から大人への区切りの時期として、18世紀後半から始まったと言われています。初めて大人の着物の仕立て方である、本裁ちの着物を肩上げしてきます。
(最近は、体格がよくなっているので、肩上げをしない場合もあるようです。)
現在、七五三ほど一般的に行われてはおりませんが、7歳から成人式まで着物にふれる機会がないのはさびしいような気がします。折角の機会ですから、この時期にしか着られないような初々しい着物姿でお嬢様の成長を祝われてはいかがでしょうか?
京冶では、現在のきもの市場ではなかなか探しにくい、この年代のお嬢様にあった着物や帯などをそろえて、お待ちいたしますので是非お運びください。